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摂食障害と衝動性と病状の推移 (2015.02.16更新)
摂食障害では、むしろ強迫的な色彩の強い「過食を伴わない拒食症/神経性やせ症」から、「過食を伴う拒食症/神経性過食症」に、さらには「嘔吐を伴う過食症/神経性過食症」や、排出行動の見られない「過食性障害」… ▼続きを読む

摂食障害と強迫性障害の関係 (2015.02.09更新)
摂食障害のうち、「むちゃ食い障害/過食性障害」を除けば、摂食障害の食行動異常の背景には、体重や体型、あるいは食事に対するコントロールへのとらわれとしての「肥満恐怖」(恐怖症的回避行動)、体重や体型に対… ▼続きを読む

過食や過食嘔吐はクセ(習慣)になるのか? (2015.02.02更新)
過食や過食嘔吐がクセ(習慣)になるとは、どういうことでしょうか。   摂食障害では中核の精神病理である「やせ願望(自己評価が体重や体型の影響を強く受けている状態)」や「肥満恐怖(体重や体… ▼続きを読む

拒食を伴う摂食障害と発達障害の関係 (2015.01.26更新)
食事量を制限したりや過食がコントロールできないなど、食行動の異常があれば、摂食障害と診断されることが多いのですが、タイプや患者背景によって対応や治療方針が異なってきますよね。   たとえ… ▼続きを読む

摂食障害の経過と予後 (2015.01.19更新)
フェアバーンらは、過食症に対する対人関係療法での治療直後の寛解率が30~40%、治療終結6年後の寛解率が70%と報告しています。   ある論文で、摂食障害を比較的診ていらっしゃる一般精神… ▼続きを読む

摂食障害は入院すれば治る? (2015.01.12更新)
三田こころの健康クリニックで患者さんから聞いた話では、ある大学病院で「そのうちに治る」と言われたり、某クリニックでは「ただのクセじゃないの?」と言われたり、ひどいところでは「摂食障害は治りません!」と… ▼続きを読む

摂食障害の個人的要因 (2015.01.05更新)
摂食障害の治療では、標準的な治療方針を定型化することが難しく、個別性が重視されることが知られています。 ある学会の抄録で摂食障害をまとめてみると、摂食障害患者の「個人要因」として ・低い自己肯… ▼続きを読む

最近の摂食障害 (2014.12.22更新)
最近では、摂食障害の対人関係療法による治療を希望され、三田こころの健康クリニックを受診される人たちの傾向が、ずいぶん変わってきたという印象を持っています。 ダイエットをきっかけにBMI: 18を割り… ▼続きを読む

対人関係療法でみていく「元々、どんな人だったのか?」 (2014.12.15更新)
「生活史をくわしくとるな。それはわかってもどうせ変わらないのだから。」 という言葉を発する精神科医の存在に、吉松先生は嘆き失望されたことが論文に書かれていました。   水島先生… ▼続きを読む

「過食性障害/むちゃ食い障害」の病理と治療 (2014.12.08更新)
近年では、摂食障害のうち「特定不能の摂食障害」が38.6%と増えており、「神経性過食症(嘔吐を伴う過食症)」が37.8%、「神経性やせ症(拒食症)」23.5%と言われています。 とくに過食症や拒食症… ▼続きを読む

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