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食行動異常と強迫スペクトラム障害の合併 (2015.09.07更新)
『摂食障害と強迫性障害の関係』で、過食をともなう摂食障害の約60%に何らかの不安障害を合併し、そのうち約40%が強迫性障害と報告されていることを書きました。 「拒食症(神経性やせ症)」では、強迫性障… ▼続きを読む

過食症の対人関係療法であつかう「対人関係の欠如」 (2015.08.31更新)
食べ物と他者はよく似ている。なぜならそれらはふたつとも、人間にとって怖いからである。 食べることも、他者と交わることも、自らの境界の内部に外部を招き入れること、つまりそうすることで自らの内部に… ▼続きを読む

過食症の対人関係療法での問題領域の考え方 (2015.08.24更新)
水島先生は『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』の中で なお、摂食障害に対する実際の治療でもっとも多く出会うのは「対人関係上の役割をめぐる不和」、次に多いのが「役割の変化」です。 残りの二つ… ▼続きを読む

食の本質と対人関係療法 (2015.08.17更新)
ミネソタ大学のノイマーク-スタイナー博士は、週に5回以上、家族と食事をする習慣のある青年期女子は5年後の食行動異常の発症が優位に少なかった、と論文で報告されていました。 面白いことに、家族と食事をす… ▼続きを読む

過食症の対人関係療法に「自覚の力」を応用する (2015.08.10更新)
『対人関係療法での感情とのつきあい方』でマーク・エプスタインの本から引用し、「なじみのあるひどく不快な感覚」とともにいても同一化することなく、過ぎ去るのを見守るだけの「自覚の強さ(アウェアネス)」が「… ▼続きを読む

対人関係療法での感情とのつきあい方 (2015.08.03更新)
感情調節は、人が感情に耐え、それに気づき、言葉にして表し、感情を適応的に使うことによって、苦痛を調節し、要求を満たし目標へと近づく能力である。 グリーンバーグ『エモーション・フォーカスト・セラピー入門… ▼続きを読む

対人関係療法で取り組む自分との向き合い方 (2015.07.27更新)
対人関係療法による治療も終盤に入ってくると、「ストレスはないはずなんですけど、過食が止まらないんです。」とおっしゃる患者さんが、かなりいらっしゃいます。 ストレスには、出来事などの外側のストレスと、… ▼続きを読む

摂食障害と感情の自己コントロール (2015.07.21更新)
対人関係療法による摂食障害の治療では、 ○自分の気持ちをよく振り返り、言葉にしてみる という「自分の感情と向き合うこと」からスタートしますよね。 感情とは、いわば「自己の内なる他者」であ… ▼続きを読む

過食の意味と「傷つき体験(プチ・トラウマ)」からの回復 (2015.07.13更新)
自己主張が出来ないため、常に自分が我慢を抱え込むという形になる。 他者から搾取されていると感じても断れず、常に我慢をして外向きの顔で暮らしているため、本人の負担感は大きい。 そこにたまった負の… ▼続きを読む

「過食症」の不安に向き合う (2015.07.06更新)
「拒食症」に限らず「過食症」でも、「それまでのやり方が通用しなくなった状況」や、「足下がすくわれる」体験で発症することが多いのです。   それまでのやり方が通用しないために「藁にもすがる… ▼続きを読む

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