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渇望としての過食衝動 (2019.04.15更新)
『摂食障害から回復するための8つの秘訣』の「秘訣4 気持ちを感じて、自分の考えに抵抗してみよう」の中で、「ときにはただ自分を気遣うだけでよいのです」に「気をそらす」「気持ちを落ち着かせる」方法として、… ▼続きを読む

中期から慢性期の過食や過食嘔吐の治療 (2019.04.08更新)
「摂食障害における嗜癖性の臨床的意義」(精神科治療学 33(11): 1321-1325, 2018)の中で、摂食障害の経過が3段階で考察されていました。 その3段階とは、さまざまなストレスに対して… ▼続きを読む

習慣化した過食行動からの回復と行動変容 (2019.04.01更新)
摂食障害(拒食症・過食症)の「強迫性」に関して、「セット・シフティングの障害」と「セントラル・コヒアランスの脆弱性」があることが指摘されています。 「セット・シフティング」とは、状況に応じて考えや行… ▼続きを読む

過食症と過食性障害の3つのプロトタイプ (2019.03.25更新)
トンプソン-ブレナーは、摂食障害には診断を横断する「高機能・完全主義型」「感情調節不全型」「回避・抑うつ型(感情抑制型)」の3つの性格プロトタイプがあるとしています。   「高機能・完全… ▼続きを読む

むちゃ食い・過食嘔吐が習慣化するメカニズム (2019.03.18更新)
世間では当然のように思われている「摂食障害症状はストレスの表れ」という考え方については、2つの意味で注意が必要です。   1つは、ストレスがあったから、ストレスを感じたから、過食(むちゃ食い)や過… ▼続きを読む

過食と嘔吐の衝動性 (2019.03.11更新)
「神経性過食症」や「過食性障害(むちゃ食い症)」の「衝動性」は、「性急自動衝動性(状況判断なしにすぐに行動してしまう)」と、「報酬感受性(早く報酬を得られるならば少なくてもかまわない)」の2つで理解さ… ▼続きを読む

過食症(むちゃ食い・過食嘔吐)の強迫性 (2019.03.04更新)
近頃は「オルトレキシア」と呼ばれる状態が増えているといわれています。 『身体に「良い/悪い」食べ物』という考えによる極端な健康へのこだわりによって、逆に健康を損なう人たちのことを「オルトレキシア(o… ▼続きを読む

クセになった過食と対人恐怖的回避型アタッチメント (2019.02.25更新)
このところ『愛着障害としてのアディクション』からの引用が増えていますので、改めて「アディクション(嗜癖)」と「依存」の違いを整理しておきましょう。   『摂食障害の謎を解き明かす素敵な物… ▼続きを読む

過食症からの回復と愛着関係 (2019.02.18更新)
「摂食障害治療の基本問題の決着に向けて—精神科診療所で完結する摂食障害治療—」(精神科治療学 33(11): 1285-1291, 2018)という論文で、日本で1980年以降に摂食障害が急増したのは… ▼続きを読む

過食症の回復には発達段階に応じた愛着関係が必要 (2019.02.12更新)
イギリスの国立医療技術評価機構が発行している2017年版NICEガイドラインでは、児童期〜青年期の子どもの親は「回復を達成するための最大の治療資源」であると見なされ、「神経性やせ症(拒食症)」「神経性… ▼続きを読む

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