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生野信弘先生ブログ「聴心記」

刹那の反転4〜語り(ナラティヴ)の時間 (2012.12.25更新)
『刹那の反転3〜主体的意識の立ち上がり』で、刺激が意識に上がるまでに、0.5秒もの脳の処理過程が必要であり、この0.5秒の遅延の間に、「まなざし」の“投影”と“取り入れ”によって動態化し、出来事を組み… ▼続きを読む

刹那の反転3〜主体的意識の立ち上がり (2012.12.17更新)
『刹那の反転1〜トラウマの成り立ち』では、末梢の刺激が意識に上がるまでに、0.5秒もの脳の処理過程が必要であり、遅れたはずの意識が、最初から知覚していたかのように報告することで、結果的に遅れが取り戻さ… ▼続きを読む

刹那の反転2〜受動から能動へ (2012.12.10更新)
前回の『刹那の反転1〜トラウマの成り立ち』で、「主体的自己]は、0.5秒の遅延により「最初から知覚していたかのように」認識することに関与しているらしいということをみてきました。 もう少し、内海健・著『… ▼続きを読む

NHKハートフォーラム 「うつ病と躁うつ病を知る」放送のお知らせ (2012.12.08更新)
平成24年10月6日に東京ウィメンズプラザで開催された『NHKハートフォーラム 「うつ病と躁うつ病を知る」』の模様が、TV放送されます。 12月15日 土曜日 14:00~15:00 Eテレ(教育テ… ▼続きを読む

刹那の反転1〜トラウマの成り立ち (2012.12.04更新)
『愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)3』で認知理論によるトラウマの考え方を紹介しました。 それによると、悲惨な外傷体験が断片化されるというメカニズムと原初的な身体感覚… ▼続きを読む

愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)5 (2012.11.26更新)
アタッチメント関連トラウマでは、アタッチメント関係を安全基地として利用するのは難しいかもしれません。 ではどうすればいいのでしょうか?   アタッチメントが傷ついた場合は、「信頼に裏付けされ… ▼続きを読む

愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)4 (2012.11.19更新)
未解決型の親のストレス反応や爆発的な怒りに対し、子どもは、「親は恐怖の存在である」と体験します。 また親の解離的な誤りや情緒的な麻痺は、無気力な行動を生み、トラウマティックな体験に関する侵入的で統合さ… ▼続きを読む

愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)3 (2012.11.12更新)
「アタッチメント関連トラウマ」は、PTSDだけでなく、ハーマンのいう「複雑性PTSD」やヴァン・デア・コークのいう「DESNOS」の概念も含む、アタッチメント対象との間の別離や葛藤による傷つき体験でし… ▼続きを読む

愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)2 (2012.11.05更新)
ボゥルビィは、「アタッチメント(愛着)は、危険の察知やそれに伴う恐怖によって活性化される行動システム」と定義づけています。 つまり、アタッチメントシステムの主な役割は、「脅威や恐怖体験に対処すること」… ▼続きを読む

愛着の傷つきの治療 (2012.10.29更新)
トラウマに対する精神療法の主流は、過去のトラウマの記憶だけでなく、トラウマを思い出させる具体的なものへの暴露に焦点を当てます。 外傷についての記憶が恐怖のあまり断片化し、その断片に対して過剰に恐怖心が… ▼続きを読む

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