トラウマ関連
複雑性PTSDと発達障害特性の共通性
(2023.03.13更新)
このブログで「複雑性心的外傷後ストレス障害(CPTSD)」や「発達性トラウマ障害(DTD)」と、「自閉スペクトラム(AS)特性/注意欠如多動(ADH)特性」が類似していることは何度も指摘してきました。… ▼続きを読む
発達障害特性とトラウマと適応障害
(2023.02.27更新)
「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」や「急性ストレス障害」などの「トラウマ関連障害」と、「適応障害」などの「ストレス関連障害」は、出来事基準によって区別されます。
たとえば、「実際… ▼続きを読む
複雑性PTSDと解離
(2023.02.20更新)
「複雑性心的外傷後ストレス障害(CPTSD)」は、通常の「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と比べて、日常生活や社会生活の支障がより大きく、診断カテゴリーを横断する併存疾患も多いといわれています。
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逆境的小児期体験による愛着トラウマの治療の実際
(2023.01.16更新)
「巷間、診断をよく耳にする“愛着障害”については、精神医学における疾患診断とは異なる概念」であることがしきりに強調されています。
しかし、対人関係構築困難という自閉スペクトラム(AS… ▼続きを読む
多衝動性過食症と境界性パーソナリティ障害
(2023.01.10更新)
トンプソン-ブレナーは、摂食障害には診断を横断する「高機能・完全主義型」「感情調節不全型」「回避・抑うつ型(感情抑制型)」の3つの性格プロトタイプがあるとしています。(『過食症と過食性障害の3つのプロ… ▼続きを読む
対人関係の問題とストレス関連障害
(2022.12.05更新)
職場での上司や同僚との関係、あるいは、夫婦・パートナー関係など、対人関係の問題は、急性ストレス反応や適応障害、その他の重度ストレス反応など、さまざまな影響を及ぼすことが知られています。
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複雑性PTSDの治療の実際
(2022.12.01更新)
こころの健康クリニック芝大門にPTSDや複雑性PTSDの治療を申し込まれる方のほとんどが、「カウンセリングはやってますか?」と聞かれます。
「薬物療法が主でカウンセリングはやっていま… ▼続きを読む
愛着(アタッチメント)のアンビヴァレンスと傷つき体験
(2022.11.28更新)
『愛着関係での傷つき体験』で、「対人相互関係の問題(愛着の障害)という環境要因と、自己組織化の障害(DSO症状)を主とする「自閉スペクトラム症(ASD)特性」」について書きました。
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愛着関係での傷つき体験
(2022.11.14更新)
今年2022年に開催された「第118回日本精神系学会学術総会」「第21回日本トラウマティック・ストレス学会総会」でも、ICD-11に収録された「複雑性PTSD(complex PTSD)」のテーマが多… ▼続きを読む
トラウマ関連障害の「過覚醒症状」の治療
(2022.11.07更新)
スティーブン・ポージェスの「ポリヴェーガル理論」によると、私たちは通常、腹側迷走神経が支配する「耐性領域(社会的関わり反応)」で適切な覚醒状態を保っているそうです。
しかし、トラウマ… ▼続きを読む