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「排出障害」と「夜間摂食症候群」 (2013.07.22更新)
摂食障害は「やせ願望」と「肥満恐怖」という特徴的な精神病理を伴う食行動・食習慣の障害ですが、摂食障害と似たような症状を示しながらも摂食障害と診断されない病態があります。   たとえば『多… ▼続きを読む

愛着障害と対人関係の障害 (2013.07.16更新)
もう一つのブログである『如実知自心』で『愛着障害』を取り上げて以来反応性愛着障害の検索数がすごく多いです。 『愛着障害とは何か?』に書いたように愛着障害とは対人関係における「奇妙な拒絶」もしくは「無… ▼続きを読む

家族システムと対人関係療法 (2013.07.08更新)
力動的精神療法では、摂食障害患者の内的世界について、「健康な自己」と「病的な自己」があると考えます。 「健康な自己」は「このままではマズい」「なんとかしたい」と現実を判断し回復を希求しますが、「病的… ▼続きを読む

対人関係療法についての雑感 (2013.07.01更新)
もう一つのブログの『如実知自心』で、『対人関係療法の拡がり』というタイトルで対人関係療法の注意点を書いてみました。 書いていて感じたのは、三田こころの健康クリニックでやっているように初診に90〜12… ▼続きを読む

特定不能の摂食障害 (2013.06.24更新)
摂食障害患者の30〜60%が、「特定不能の摂食障害(ED-NOS)」として知られる「非定型の摂食障害」に該当すると言われています。 ・「やせ願望」はあるが「肥満恐怖」ははっきりしない ・「挫折… ▼続きを読む

むちゃ食い症候群 (2013.06.17更新)
そもそも過食と呼ばれる状態は、精神医学的には「むちゃ食い(binge eating)」と呼ばれます。 「むちゃ食い」とは単なる食べ過ぎではなく、大量の食べものを短時間に詰め込むようにして食べてしまうこ… ▼続きを読む

過食嘔吐症候群 (2013.06.10更新)
摂食障害と診断するには単に診断基準の症状を満たすだけでなく、その背景に「肥満恐怖」「やせ願望」という摂食障害に特有の精神病理を認めることが必須になります。 (症状だけで安易に摂食障害と診断されてしまう… ▼続きを読む

肥満恐怖とやせ願望 (2013.06.03更新)
最近は、摂食障害の中でも、過食症に似た食行動や食習慣の異常を呈する例が多くなり、「思春期やせ症」と呼ばれた拒食症・中核群が減っている印象です。 ある報告では、拒食症の発生率は変わっていないけれども、… ▼続きを読む

気分変調性障害(慢性うつ病性障害)の精神療法2 (2013.05.27更新)
これまでの論文では、認知行動療法は長期化・難治化した思春期のうつ病や、パーソナリティ障害に合併したうつ病、あるいは「慢性うつ病(気分変調性障害)」に対しては、とたんに切れ味が悪くなることが知られていま… ▼続きを読む

気分変調性障害(慢性うつ病性障害)の精神療法1 (2013.05.20更新)
マカロゥが提唱する「認知行動分析システム精神療法(CBASP)」では、治療で扱う問題領域として「対人-社会面での機能」が設定されています。   対人関係療法とオーバーラップする考え方なの… ▼続きを読む

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