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摂食障害の治療の問題〜治療からの離脱 (2015.04.13更新)
西園先生が摂食障害の診療の問題点として書かれた文章で 日本でも、推測される有病者に比べBN(過食症)の受診者は非常に少なく、加療中の者の数倍は有病者が存在する可能性がある。 受診率の低さを論ずる時、… ▼続きを読む

特定不能の食行動障害 (2015.04.06更新)
「神経性過食症/嘔吐を伴う過食症」では ○反復する過食エピソード ○反復する不適切な代償行動 ○体型および体重によって過度に影響を受ける自己評価 の3つの特徴を満たすことが診断基準に挙げられています。… ▼続きを読む

過食や不適切な代償行動の頻度と重症度 (2015.03.30更新)
DSM-IV-TRからDSM-5への変更で、過食や不適切な代償行動の頻度に変更がありました。 DSM-IV-TRまでは、過食や不適切な代償行動は3ヶ月にわたって、平均少なくとも週2回という定義でした… ▼続きを読む

2つの「むちゃ食い障害(過食性障害)」 (2015.03.23更新)
「過食/むちゃ食い」は、「binge eating」といわれます。 「binge」とはどんちゃん騒ぎの意味で、 ①2時間以内などの他と区別できる時間帯に、ほとんどの人が同じ時間に食べるよりも明ら… ▼続きを読む

排出性障害と回避・制限性食物摂取障害 (2015.03.16更新)
DSMでは、体重や体型をコントロールするために習慣的に排出行動を行うが、過食はみられないものとして「排出性障害(purging disorder)」が概念化され、DSM-5では「他の特定される食行動障… ▼続きを読む

過食症は適切な治療をすれば良くなる病気です (2015.03.09更新)
「摂食障害は治らない」と医療機関で言われ、対人関係療法による治療を求めて三田こころの健康クリニックを受診される方が多いのです。 『摂食障害の経過と予後』で触れたように、たしかに一般の精神科外来での摂… ▼続きを読む

摂食障害に薬物療法は有効なのか (2015.03.02更新)
おそらくこのブログをお読みになっている多くの方は精神科や心療内科の外来に通院され、薬を服用されていることと思います。(『摂食障害の経過と予後』参照) 薬物療法の効果を否定するつもりはありませんが、不必… ▼続きを読む

摂食障害の精緻な診断は治療効果に結びつく (2015.02.23更新)
摂食障害でいう「過食/むちゃ食い」は、「binge eating(bingeはどんちゃん騒ぎの意)」で、短時間(2時間以内)に普通の人が食べる以上の大量の食物を食べつくす状態であり、さらに早食いである… ▼続きを読む

摂食障害と衝動性と病状の推移 (2015.02.16更新)
摂食障害では、むしろ強迫的な色彩の強い「過食を伴わない拒食症/神経性やせ症」から、「過食を伴う拒食症/神経性過食症」に、さらには「嘔吐を伴う過食症/神経性過食症」や、排出行動の見られない「過食性障害」… ▼続きを読む

摂食障害と強迫性障害の関係 (2015.02.09更新)
摂食障害のうち、「むちゃ食い障害/過食性障害」を除けば、摂食障害の食行動異常の背景には、体重や体型、あるいは食事に対するコントロールへのとらわれとしての「肥満恐怖」(恐怖症的回避行動)、体重や体型に対… ▼続きを読む

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