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PTSD・トラウマ関連症状

PTSD・トラウマとは

トラウマ(心的外傷)とは、「自らの力ではどうしようもない圧倒的な危険、脅威となる事態」のことです。
トラウマは単なる過去の記憶ではなく、出来事が終わった後も、身体は「まだ危険が続いている」かのように反応し続けてしまうのが特徴です。
その反応・症状が日常的に影響している場合に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されます。

当院では以下の理由で、トラウマで悩まされた患者さんを多く診療してきました。

①摂食症(摂食障害)の患者さんにトラウマが関わっていることが多い。
②トラウマは自律神経の強い反応症状や、神経の機能症状、頭痛に関係しやすいため脳神経内科医としても関わった
 

トラウマ関連の症状に対する治療方針

現時点では、当院において専門的なトラウマ治療の方法を行うことができませんが、
・トラウマ・PTSD関連の疾患知識
・暴露療法(エクスポージャー法)の考え方
・認知処理療法の考え方
・ポリヴェーガル理論を用いた自律神経に関する影響の知識
を組み合わせながら、トラウマによる影響を改善し、「過去に起きたことを、現在の自分の人生の中に整理・処理する」ことを目指します。
 

ご理解いただきたいこと

なお、当院ではトラウマ・PTSDに関しては、「PTSDと診断すること」を目的とはしておりません。

残念ながら、医師はその出来事が本当にあったかどうかを証明することが難しい場合が多いことや、その出来事だけが原因でPTSDを発症した、とは判断できないことが多いことが主な理由です。

したがって、PTSDと正式な診断書として発行してほしいというご希望には、お断りすることが多いです。

逆に、症状がトラウマに関連していると判断された場合には、その出来事が正式にPTSDと診断されるかどうかよりも、治療に役立つことを優先して取り入れております。

特に、一人では生きていくことができない幼少期の家庭環境において、暴力はもちろん、本人の感情を受け止めてもらえなかった、否定的なことを言われ続けた、など虐待、ネグレクトの影響、いわゆる「複雑性PTSD」、「発達性トラウマ障害」といわれるような影響については、正式な診断とならなくても、その要素は重要と考えて治療を行っております。

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