こんにちは。
ゴールデンウィークも終わり、すっかり日常にもどりました。このところの気候変動で体調を崩している方も多いと思います。ほんとうなら、5月は気持ちのいい季節のはずなのに今年はちょっと残念な感じですね。

残念といえば、5月2日、絵本作家で児童文化研究家の加古里子(かこさとし)さんが亡くなられました。92歳でした。加古里子さんといえば、『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』、『どろぼうがっこう』などの作品が有名で、子供のころに読んだことのある方もいらっしゃるかと思います。

私は加古里子さんが大好きで、たくさん絵本を読みました。だるまちゃんシリーズでは、みんなでおやつを食べるシーンが多くて、その楽しそうな感じがとても好きでした。
『からすのパンやさん』では、からすの子供たちがカラフルでとてもかわいらしくて、数年前に出版された続編も買ってしまいました。

加古里子さんは東大工学部卒の絵本作家です。研究所に勤務するかたわら週末はセツルメント活動に取り組まれていました。セツルメント活動とは支援をする人とそれを受ける人が一緒になって活動する社会福祉活動です。そこで子供たちに自作の紙芝居を披露されていたとのことで、その紙芝居が絵本のきっかけになったそうです。だるまちゃんシリーズのようなかわいらしい作品のほか、理系の知識を生かした科学の絵本も多数出版されています。

加古里子さんのように仕事のほかにも役割や居場所を持っていると、生活が豊かになると思います。仕事で辛くなっても別の活躍の場あることでバランスがとれ、ストレスがあっても乗り切れることもあるのではないでしょうか。「二兎追うものは一兎を得ず」というともありますが、二足の草鞋を履くことは場合によってはストレスの対処になりそうな気がします。加古里子さんのような本格的な社会福祉活動ではなくても、趣味や楽しみなど、別のコミュニティを持っていると生活も楽しくなり、仕事でのストレスも軽減できると思います。

うつ病などの病気になることはとてもつらいことだと思います。でも、少し立ち止まって、自分が何をしたいのか、どんな生活をしたいのか、人生を振り返ってこれからのことを考える機会になると思います。今、苦しい思いをされている方も多いと思いますが、「元気になったら何をしようかな?」とちょっと考えてみてはいかがでしょうか?

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