こんにちは、新米臨床心理士のM美です🌂

少し気温が落ち着いてきたでしょうか?
雨ばかりでなかなか気持ちよく洗濯ができないなあ、と感じております。

今週のテーマは【ストレスコーピング】!
コーピングとは対処行動のことです。

コーピングで大切なことや留意点などをお伝えしていきたいと思います!

 

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M美:「今週もI先生をお呼びしました!よろしくお願い致します。」
I先生:「よろしくお願いします。」

I先生:「今週のテーマは【コーピング】ですね。それでは、まずどのようにして我々はストレスを感じるのか復習をしていきましょう。」

M美:「ある出来事が起こったとき、私たちはそれを見たり聞いたり感じたり認知することによって物事を判断しています。その判断、つまり評価によってストレスと感じるか感じないかが変わってくるんですよね!」
I先生:「そうですね。ある出来事を人によっては『どうってことない』と評価してストレスに感じない方もいれば、『もうだめだ』と評価しストレスに感じる方もいます。この時、ストレスに感じた出来事がストレッサーと呼ばれる刺激ですね。」
М:「ストレッサーによってもたらされるのがストレス反応です。例えば、気分が落ち込む・憂うつになる・イライラするなどの心理的反応、胃が痛む・動悸がする・汗が出るなどの身体的反応が挙げられますね。」
I先生:「その結果、思考の変化もみられます。例えば、注意力の散漫・記憶力の減退・視野狭窄・反復思考などが見られます。思考が変わると行動も変化しますから、遅刻や無断欠勤、ミスの増加、作業効率の低下等といった影響も出てきますね」
М:「緊張状態にある状態が長時間・長期間であればあるほどストレス反応も大きくなり、疾病に移行しやすくなってしまいます。」

I先生:「そこで必要なのがコーピングですね。ストレッサーによりもたらされた影響に上手に対処することで疾病予防に繋がりますし、より良く生きる術にもなります。」
М:「コーピングで大切なことってどんなものがありますか?」
I先生:「コーピングで一番大切なことは1つだけです。何のためにするのか目標をさだめることです。」
М:「目標をさだめるだけですか?!」
I先生:「そうですよ。目標はストレッサーを無くすことではありません。人生においてストレッサーが無くなることはありませんし、ストレッサーはむしろ対処可能な範囲でほどほどにある方が内分泌系や自律神経系が最も機能すると言われているのです。なのでストレッサーを無くすのではなく、それがあっても自分の機能を邪魔されないことが大切なんですね。」
М:「なるほど…嫌な気持ちになったとしてもそれを排除するのではなく、その感情に邪魔をされないようにするということですね。」
I先生:「そうですね。嫌だな、と感じている自分に触れつつ巻き込まれないようにするということは重要なことですし、より良く生きるということにも繋がってきますね。」

M美:「少し変な言い方になりますが、コーピングのコツってありますか?」
I先生:「コーピングという何かしらの技法があるわけではないのですが、基本的にはこの3つを意識してくださればと思います。」
М:「その3つを意識しておこなえば良いんですね!その3つとはなんでしょう!」

I先生:「1つ目は、自分の気持ちや考え、感覚に気付くこと。」
М:「忙しかったりすると自分の感覚などはないがしろにされがちですが、自分が今どう感じ、どのように考えているのかを一旦立ち止まり知ることは重要なことですね。」

I先生:「2つ目は、誰しもが感じるであろうことを苦悩に変えないことです。」
М:「ああ、なるほど…悲しさやつらさ、怒りといった感情は人間であれば自然な心の動きですもんね。」
I先生:「そうですね。何かを感じ、考えることは何もおかしなことはないのです。」

I先生:「3つ目は、自分に優しくすること。」
М:「他者に厳しいことを言われたとき、こころや頭の中の自分まで厳しい態度だったらしんどいですものね。」
I先生:「人によってストレッサーに対する評価は違いますが、物事をネガティブに捉えるとストレス反応も強くなっていきます。従来の評価の仕方ではどうもしんどいぞ、というときは別の捉え方をしてみることが重要ですね。従来の捉え方と新しい捉え方を比較し、新しい方が何かうまくいくぞと感じればそれを意識して続けて行けばいいですし、何も変わらないのであれば次の捉え方や考え方、やり方を試していけば良いのです。」
М:「実験ですね!やってみて自分に良い効果がなければ止めれば良いんですもんね。」
I先生:「楽しくなくても笑顔を作ってみたりユーモアを交えて考えてみたりすることも認知の仕方を変える方法としては有効だと思いますよ。」
М美:「もし、自分の気持ちに巻き込まれそうになった時は感情や気分を静める方法として瞑想や呼吸法、自律訓練法などが有効ですね!」
I先生:「自分ひとりでは難しいと感じるのであれば、カウンセリング等の社会的資源を上手に使ってみてくださいね。カウンセラーはいわばコーチのようなものですから。」

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いかがでしたでしょうか?

私はストレスを感じたとき、お風呂の中で自分が何を感じ、何を思ったのかを振り返り、そして今どんな感じがするのかただぼーっと眺めることをします。そうすることでこころの時間が進み、出来事が過去になっていくのを感じます。

感情やネガティブな考えに参加せず、優しく眺める感覚こそが、もしかしたらI先生のおっしゃる『触れつつ巻き込まれない状態』なのかもしれません。

お風呂の中という時間制限がある場所で行うことも1つの良い手なのでしょう。

後はアイス(ハー○ンダッツ)を食べれば完璧ですね!♪

それでは、また来週〜♪