寒くなったり、暖かかったり、近頃は寒暖の差が激しい日々ですね。
こんにちは、新米臨床心理士のM美です。

前回は、一般的な会話で使われる『うつ』とお医者さんが使う『うつ』の違いについてのお話でしたね。
第2回目となる今回も引き続き【うつ】についてお伝えしていきたいと思います。

 

М美:「О先生、本日も先週に引き続きよろしくお願いいたします!」
О先生:「はい、よろしくお願いします。」

М美:「先週は、医学的な意味で用いられる『うつ』とは自然に回復できないくらい脳とこころのエネルギーが減ってしまい、医学的な対処、つまり『治療』が必要な状態であるとお話してくださいましたね。」

 

М美:「早速なのですが、やはりうつになりやすい人の傾向というものはあるのですか?」
О先生:「そうですね~元々まじめすぎる性格であったり、ネガティブな思考になりやすいといった方が大きなストレスをドンと受けたり、中くらいのストレスに長期間さらされ続けてしまう場合は注意が必要ですね。」

М美:「大きなストレス?中くらいのストレス???(え、よくわからない…)

О先生:「例えば、離婚や親しい方の死といった強いショックを受ける出来事が大きなストレスにあたります。なんとなく皆さんにとっても想像がしやすいのではないでしょうか。」
М美:「そうですね、強い悲しみや喪失感といった感情を経験するということはたくさんの脳とこころのエネルギーを浪費するんだろうな、と想像がしやすいです。」
О先生:「喪失という体験は誰もが経験しうる出来事の1つですからね。」

 

М美:「それでは、中くらいのストレスとはどういった出来事のことですか?」
О先生:「中くらいのストレスとは、残業や人事異動に伴う人間関係の変化といった出来事のことを指します。」
М美:「残業や人事異動!?こちらの方がより日常的な出来事ですね!本当に誰もが経験する出来事です!」
О先生:「М美さん、だからこそ注意が必要なんですよ。中くらいのストレスとは無理をすればやり過ごすことができる出来事のことが多いんです。しかし、やはり無理をしている状態ですからそれが長期間続きますと、だんだんエネルギーの回復が間に合わなくなってくるんです。」
М美:「(赤字状態!借金状態!)前回のお話と繋がってきますね!」
О先生:「そうですね。このようなぎりぎりの状態にもう1個ストレスになりうるような出来事が重なってしまうと、崩れる寸前だったバランスが崩れ、一気に体調を悪くしてしまう、というのがおおよそのストーリー展開と言えるでしょう。」

М美:大抵の人が辿るストーリーがあるというのはなんだか不思議なものだなあ。)

М美:「なりやすい人の傾向ももちろんあるとは思いますが、お話を聞いていると本当に誰にでも起こりうる病気なんだなあ、と思わずにはいられませんね。」
О先生:「そうですね。結婚や引っ越しといった、一見ポジティブな出来事も変化に適応するために脳とこころのエネルギーをたくさん消費するので、タイミングによっては体調を崩すきっかけにもなりうるんですよ。」
М美:「楽しい・嬉しい出来事もきっかけになりうるなんて意外ですよね。」

 

М美:「では、自然には回復しないレベルで脳とこころのエネルギーが減ってしまった場合の治療はどういったものがあるんですか?」
О先生:「まずは精神科・心療内科クリニック等の医療機関にかかることが必要になってきます。そこで脳とこころのエネルギーがどれくらい減ってしまっているのか、専門家に判断してもらうことが最初のアプローチとなります。」
М美:「ここで精神科医であるО先生の出番というわけですね!」

 

 

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続きが気になるところですが、本日はここまで!
来週は『うつ』の治療方法についてお伝えしていきたいと思います。
では、また来週お会いしましょう~♬