当事者・ご家族向けの講演と質疑応答の会ご案内

当事者・ご家族向けの講演と質疑応答の会
〜摂食障害の疑問に答える〜

三田こころの健康クリニック新宿では、摂食障害ホープジャパン代表の安田真佐枝さんをお招きし、平成29年7月30日(日)に摂食障害の当事者とご家族向けの一般講演と質疑応答の会「〜摂食障害の疑問に答える〜」を開催します。

私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』のジェニー・シェーファーさん

 

講師紹介

安田真佐枝さんは、聖路加看護大学を卒業後にパンダービルト看護大学大学院へ留学。オレゴン州立病院、UCLAメディカルセンター思春期精神摂食障害病棟などの勤務経験をお持ちで、『摂食障害から回復するための8つの秘訣』と『私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』を翻訳されるなど、摂食障害の治療にきわめて造詣の深い方です。

 

安田さんからのメッセージ

『摂食障害から回復するための8つの秘訣』の著者、キャロリン・コスティンさん

私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』のジェニー・シェーファーさん

みなさん、こんにちは。ロサンジェルス在住の安田です。このたびは日本帰国中に皆様にお会いできることとなり、とても嬉しく思っております。摂食障害とはとても不可解な病気で、周囲も振り回され、ご本人も周囲の方も疲労困憊する病気です。アメリカで多くの患者さん、ご家族と関わるなかで、その大変さを実感してきております。

摂食障害の治療=太らされるあるいは、今の行動を変えないといけない、今あるコントロールを手放さないといけない、私の秘密を知られてしまうなどという思い込みで、治療を拒否するということはよく見られることです。それほどご本人にとっては、治療を受けるということは、恐怖でもあるわけです。しかし、摂食障害には、何らかの役割があると言われています。そのご本人のために、何らかの大切な役割を果たしてくれているので、それを失うことが、意識的にしろ、無意識にしろ、怖いのです。ここもなかなか理解できない点かもしれません。ご本人でも最初からこのことに気付いている人はほんの僅かでしょう。
そこから視点を少しずらして、まずその人の置かれている状況、なんらかの不自由な状況、言葉で表現すればいいのだけど、言葉にできない感情、その人の恐怖、困っていることに、焦点を当ててみると、ご本人の硬く固まった殻がほんの少しだけ割れてくるかもしれません。そこにタイミング良く介入することができれば、ご本人も回復したい、今の状況をどうにかしたい、実はつらかったんだ、苦しかったんだ、と気づくことができるようになってきます。

『摂食障害から回復するための8つの秘訣』の著者、キャロリン・コスティンさん

私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』のジェニー・シェーファーさん

摂食障害からの回復とは。体重を増やす、減らすということではない、もっともっと心の奥深くの問題であるということにお気づき頂ければと思います。そしてそのことを理解することも、ご本人にもご家族にも時間がかかるもの、回復には時間がかかる、しかしほっておいて、勝手に治ってくれるということはない、ということをお伝えできれば、と思います。

 

 

【講演会と質疑応答】

○摂食障害から回復への10の段階〜まず気持ちを理解しよう〜

○参加者からの質問
摂食障害は育て方/育てられ方の問題?
ただ痩せたいだけ?ダイエットすると摂食障害になるの?
受診するなら何科?病院はどうやって探したらいいの?
家族はどう接したらいいの?
受診したがらない子どもに受診を勧めるには? など。

○『私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』の著者、歌手でもあるジェニー・シェーファーさんのスカイプメッセージ。(安田さんが通訳をしてくださいます)

 

場所:三田こころの健康クリニック新宿(東京都新宿区新宿2-1-2 白鳥ビル2F )

日時:平成29年7月30日(日)10:00〜12:00(開場9:30)

※10時過ぎにいらっしゃる場合は、早めにご連絡下さい。

定員:30名

参加費:2,000円

申し込み:以下のフォームからお申し込みください。

安田さんやジェニー・シェーファーさんに聞いてみたいこともお書きください。

※参加ご希望の方は『私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』を一読しておいてください。

『私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した』
ジェニー・シェーファートム・ルートレッジ著 安田真佐枝

摂食障害から回復するための実践的アドバイスが満載!
エド(Ed)とは何か? それは、Eating Disorderの頭文字をとって名づけたもの。著者ジェニーは自分の中に潜む摂食障害を、1人の人格としてとらえエドと呼ぶ。「君は太っているよ」とささやくエドの声。このエドの思考と、自分の健康な部分の思考とを認識し、区別し、それに従わないようにしていくことで、エドとの別れを実現し、摂食障害を克服する。やせ願望、過食嘔吐をそそのかす声、拒食を強いる声、それは、実はみんな自分自身のものというよりも、摂食障害エドという病気が引き起こす症状なのだった。
ユーモアと希望に満ちながら、実践的で現実的でもある本書は、当事者に対しては回復への具体的なアドバイスを与えてくれる。家族や友人、医療・教育関係者に対しては、摂食障害に苦しむ人の体験がどのようなものなのか、しかし回復を目指して毎日歩んでいくことで、必ず回復へとつながっていく、ということを教えてくれる貴重な体験談となっている。

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