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今ここに気づくエクササイズ

2017.07.07 10:54



今日は七夕ですね。
今夜の新宿の空は晴れのよう。織姫・彦星さんの逢瀬を覗けるかもしれません。
何か七夕らしい写真を載せられたらいいなと思ったのですが、見つかりませんでした(>_<)
皆さんは心の中の短冊にどんな願いを書きたいですか?

今日の写真は新宿御苑の母と子の森のところで出逢った可愛いやまももの実です。
もう少し熟したら甘酸っぱくておいしそうですが、採取してはいけないのが残念です。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

さて、私たちの悩みや苦しみというのは、未来に対する心配や不安か、過去についての後悔や哀しみです。
未来や過去に心が奪われているとき、私たちは「今ここ」にいません。
「今ここ」に100%集中している限り悩みはないんです。
未来や過去は「思考」の中にしかないので、悩みは「思考」の中にあると言ってもいいかもしれません。

あたりまえのことを言うな!って感じでしょうか?

でも、私たちは自分のこころの中で起こっていることについて意外ときちんと気づいていないものです。

今ここに意識を向けることは「マインドフルネス」という言葉で最近広がりを見せていますが、マインドフルネスとも共通項の多い「ゲシュタルト・セラピー」では「気づきそのものが癒しである」と言い、気づきの領域を便宜的に次の3つの領域に分けています。

(1)外側への気づき
(2)内側への気づき
(3)中間領域への気づき

(1)外側への気づきとは、自分の外で起こっていることに対する気づき。
他人の行動している様に気づくとか、何かの音に気づくとか、車が通りすぎていくのを見ていることに気づくとか、客観的な事実への気づき。

(2)内側への気づきとは、自分の体の内側の感覚。
体のどこかが緊張しているとか、痛いとか、緩むとか、温かいとか。
そして体で感じられる感情への気づき。
そう、感情とは必ず身体感覚を伴うものなんですよ。

(3)中間領域とは思考のこと。
自分の内でも外でもなく、それら内や外からの情報に基づいて考えを巡らせる。
意外と、この3つがごっちゃになってグルグル回ってしまうことが多いです。


例えば、上司にあいさつしたけど返事をしてくれなかった。→(1)


自分は上司に嫌われてしまった<と思う>。→(3) →自分はダメな人間だ<と思う>→(3が増幅)

落ち込む、悲しい、自信喪失の<気持ちを感じる>(2)

クビになるんじゃないか?<と想像する>→(3)

不安になる<不安な気持ちを感じる>、胸のあたりがソワソワする<体の感覚を感じる>(2)


ある状況を見て(1)、それを解釈し(3)、落ち込んだり悲しんだりという感情が生まれる(2)

ネガティブな感情がますます思考を膨らませる(3)

不安になる(2)

このハリネズミの檻みたいなループにハマる前に、(1)の段階で、「上司に嫌われてしまった」というのは自分の「推測」=「思考」だということに気づくことができると気持ちの動揺がかなり少なくなるはずです。

本当に上司に嫌われたのか、その根拠を探してみたり、嫌われてはいないと考えられる根拠を探してみたりしながらバランスの取れた考え方を探していくのは「認知行動療法」ですが、まずは自分の「思考」と「客観的事実」とを分けることができるといいですね。

それに気づくために、ゲシュタルト・セラピーではこんなエクササイズをします。

自分の「外側」に起こっていることのみに意識を向けて、
「今、私は〇〇に気づいています」と言ってみます。

「今、私はPCの画面に気づいています」
「今、CDコンポから音楽が聴こえていることに気づいています」
「今、隣の人が書類をめくっている音に気づいています」、etc.

次に自分の「内側」に意識を向けて同じことを言ってみます。

「今、私は右の靴のかかとが皮膚に強く当たっているのに気づいています」
「今、私はみぞおちの当たりが少し重い感じがあるのに気づいています」
「今、胸のあたりになんとなくもやもやした感じがあるのに気づいています」
そして次は自分の「思考」に意識を向けて同様に気づいたことを言ってみます。

「今、今晩何を食べようかなと思ったことに気づいてます」
「今、こんなことして意味あるのかなと思ったことに気づいています」
というように。

最後にこれら3つの領域に、意識が向くままにさせて、ただ気づいたことについて口にしてみます。

こうやって、「今ここで起こっていること」のみに、「判断を加えず」に気づいてみる。

今ここに気づく「心の筋トレ」。
ぜひお試しあれ。


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